🪑組立家具の日

和歌山県海南市に本社を置き、収納家具・インテリア用品の製造・販売、医療機器の販売などを手がける株式会社クロシオが制定しました。🏢

1967年(昭和42年)に同社の深谷政男氏によって考案・命名された「カラーボックス」が大ヒット。その歴史をふまえて「組立家具」の普及が目的。日付は深谷氏の誕生日である1941年(昭和16年)11月27日にちなんでいます。記念日は2016年(平成28年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。🏙️

当時、家具はほとんどが木材を板状にしたもので作られていました。深谷氏がある日、大阪の百貨店に行き、プラスチックでできたカラフルな箱を見ているうちに、「家具にもカラフルなオレンジやグリーン、赤色の物があって良いのでは」との発想で、大手紙メーカー協力のもと当時の色紙を薄いベニヤに貼って合板を作り、特殊加工で軽い三段ボックスの「カラーボックス」を作りました。🤔💫

発売開始の秋に1万台を生産しましたが、それでも生産が追いつかない大ヒットとなりました。それから数年の間に数十点の組み立て家具を開発し、家具市場を改革させました。今では「カラーボックス」という言葉は総称になりましたが、当時はクロシオ家具の商品名でした。🌟

※「カラーボックス」が考案・命名された年について、上記では1967年(昭和42年)としているが、同社の公式サイトなどで1970年(昭和45年)とする情報もある。🤔❓

それまでの家具は完成品の状態で販売されているのが当たり前で、その性質上、運送費用がかかるのが問題でした。完成前の商品なら省スペースで運送費が安くコストダウンになる、

その代わりに、購入者自身で組み立ててもらう。という発想でカラーボックスが生まれたそうです。🪛🔨

組み立て家具といえば、やっぱりIKEAですよね。IKEAはスウェーデン発祥の世界最大の家具量販店。創立は1943年、当時は安売りの雑貨店だったそうです。数年後に地元家具屋と契約し格安販売が大人気に、それを機に家具の専門店になります。1953年には最初のショールームをオープンさせ、1956年頃から「フラットパック(持ち帰り組み立てられる商品)」も誕生したそうです。😃

IKEAのフライトパックは1956年頃誕生。カラーボックスの誕生は1967年です。🤨

組み立て家具の誕生はIKEAの方が先であったみたいですが、日本で普及のきっかけを作ったのはカラーボックスと言えるでしょう。😄

組立家具の日ということでこの機会にご家庭の家具の新調を検討してみるのもいいかもしれませんね。😁

以上、千葉市中央区の就労継続支援B型事業所Workul(ワークル)でした😊

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