1月16日は禁酒の日です。😄
1920年(大正9年)のこの日、アメリカ合衆国で「禁酒法(Prohibition)」が実施されました。😀
キリスト教のプロテスタントのグループ・清教徒(ピューリタン)の影響が強かったアメリカではアルコールに対する強い批判があり、20世紀初頭までに18の州で禁酒法が実施されていましたが、これが全国に及びました。🏛️
飲料用アルコールの製造・販売・輸送が全面的に禁止されましたが、密造酒による健康問題や、アル・カポネを始めとする密売にかかわるギャングの出現など逆効果を招いたため、1933年(昭和8年)12月5日に廃止されました。13年10ヵ月にわたる禁酒法の実施は「高貴な実験(The Noble Experiment)」とも揶揄されました。😑
社会的に需要がある嗜好品を法律で規制すると非合法な供給を行おうとする勢力が出てきて反社会的な組織の跋扈を許してしまうというのはなんとも狡猾で一筋縄ではいかない情勢です。これでは規制当局と反社会勢力のいたちごっこになってしまうのでアメリカ合衆国政府もやむなく規制を解除したのですね。やはり民衆のガス抜きの手段を規制することは大きな反発を招くだけではなく、こういった状況を招いてしまうのでなんとも難しい問題です。この教訓はアメリカだけではなく、この歴史を学んでいる全世界が踏襲しているのでしょう。一口に物事を規制をするといっても揺り返しというか反作用にも気を配らなくてはならないので社会のルールを作るのは大変な事ですね。政治は総じて難しいです。😥
以上、千葉市中央区の就労継続支援B型事業所Workul(ワークル)でした🤔💬